医院紹介Profile

ごあいさつ

小児科医になって25年が経ちました。
これまでに外来や病棟でたくさんのお子さんたちとご家族にお会いしました。
小児科医人生の中でこどもたちから聞く一番好きな言葉を考えたときに思い浮かんだのが
「せんせい、あのね・・」でした。

「あのね、すいえいのぼうしがあかくなったんだよ」
「あのね、ほいくえんにおにがきたよ」
「あのね、おねつがでちゃった」
「あのね、おなかがいたいんだ」
「あのね、おくちにぼう(舌圧子)いれないで」
「あのね、ないてもいい?」
「あのね、がんばったよ」
どれもこれも
こどもたちのせいいっぱいの、いとおしい「あのね」
です。

あのねコドモくりにっくの最大の強みは多職種連携です。 小児科医だけでなく、看護師
助産師・栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・公認心理師・保育士・音楽療法士
モンテッソーリ教師などなどたくさんの専門家が在籍しています。

みくりキッズくりにっく、コドモノいっぽクリニック、やおやコドモくりにっく
医療型特定短期入所まんまる、訪問看護リハビリステーション七つの海
こどもとかぞくのサポートルームKNOT、たくさんの選択肢が私たちにはあります。

医療だけでなく、教育・福祉・行政とも連携したくさんのカタチでこどもたちと
ご家族の「あのね」にしっかりと向き合うクリニックを目指します。

医療法人社団のびた 理事長
あのねコドモくりにっく院長 本田 真美

あのねコドモくりにっく院長 本田 真美

経歴

  • 東京慈恵会医科大学 卒業
  • 国立小児病院
  • 国立成育医療研究センター神経内科
  • 都立多摩療育園 小児科
  • 都立東部療育センター 小児科
  • みくりキッズくりにっく 院長

資格・役職

  • 医学博士
  • 日本小児科学会 専門医
  • 日本小児神経学会 専門医
  • 子どもの心相談医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医
  • コンサータ・ビバンセ処方登録医
  • シダキュア・ミティキュア処方登録医
  • エピペン処方登録医
  • おもちゃコーディネーター
  • 玉川医師会 理事
  • 日本小児診療多職種学会 理事長
  • 日本小児科医会 理事

兼務

  • 世田谷区教育委員会 嘱託医
  • 世田谷区児童相談所 嘱託医
  • 世田谷区障害児保育・医療ケア児専門委員
  • 世田谷区リプロダクティブ・ヘルス/
    ライツ周知啓発専門部会委員
  • 世田谷区小児慢性疾病 審査委員
  • 目黒区児童発達支援センター
    すくすくのびのび園嘱託医
  • 目黒区心身障害者センター
    あいアイ館 嘱託医
  • 目黒区障害児・医療ケア指導医
  • 世田谷区立ふじみ保育園・
    玉川保育園 園医
  • 世田谷区立等々力中央保育園
    医療ケア指導医
  • ベネッセ桜新町保育園 園医
    コンビプラザ等々力保育園 園医
    ニコニコ保育園世田谷 園医

所属学会

  • 日本小児科学会
  • 日本小児科医会
  • 日本外来小児科学会
  • 日本小児神経学会
  • 日本小児精神神経学会
  • 小児アレルギー学会
  • 日本小児診療多職種学会
  • 日本重症心身障害児学会

書籍

タイプ別「頭がよい子」になるヒント

タイプ別「頭がよい子」になるヒント
本田真美、 木下 勝 著
自由国民社 発行

頭のいい子は、
3歳からの「遊び」で決まる !

頭のいい子は、
3歳からの「遊び」で決まる !
本田真美 著
PHP 研究所 発行

小児リハビリテーションポケットマニュアル
(リハ・ポケット)単行本 2011/6

小児リハビリテーションポケットマニュアル
(リハ・ポケット)単行本 2011/6
栗原 まな ( 監修 ), 本田 真美 ( 編集 ),
橋本 圭司 ( 編集 ), 小沢 浩 (編集)

子どもの本当の才能を最大限に
伸ばす方法

子どもの本当の才能を最大限に伸ばす方法
本田真美 著
河出書房 発行

関連サイト

第10回
日本小児診療多職種研究会

第10回
日本小児診療多職種研究会
第10回日本小児診療多職種研究会
会頭を当院院長 本田真美が努めます。

本田40式
認知特性テスト 診断ツール

本田40式
認知特性テスト 診断ツール

書籍「あなたの才能が10分でわかる 40問テスト」の「簡単エクセルシート」はこのサイトからダウンロードしてください。

その他

  • 子ども脳機能バランサー(協力)
  • 子育てお悩み相談室 きらきら baby&Kids
  • ALL ABOUT 夜泣きコーナーを連載(現在終了)
  • 小児発達医まなみの診察室
  • FIGARO maman vol.2
    「こどもの認知特性 特集」の監修。
  • プレジデントBaby 2014保存版
    「0歳からの知育大百科」に掲載。
  • CLINIC BAMBOO
    クリニックばんぶうに掲載。
  • MEDICAL QOL
    メディカル クオールに掲載。
  • ベビーブック付録「体・心・言葉 発達のギモンに答えます」を監修。
  • ひよこクラブ、
    たまごクラブの医療監修。

当院からのメッセージ

だいじょうぶ、
育ち方はいろいろ。

「この子のからだは、こころは、どんなサインを発しているんだろう?」
「どんなふうに、育ちたがっているんだろう?」

赤ちゃんや子どもの、声にならない「あのね、わたし、こう感じてるんだ」に
耳をすませて、その子らしい成長を目指す。それが「あのねコドモくりにっく」です。

今、子育てについて、たくさんの情報があふれています。
ただ、ありすぎたり、根拠にとぼしいものもあったり、つい不安になります。
そんな中で、私たちは、医学の分野で積み重ねられてきた「成長」「発育」「発達」に
関する根拠のある考えに基づいて、診療やご家族に寄りそった支援をします。

もうひとつ大事なこと。
赤ちゃんや子どもの成長って「いろいろ」です。その子らしい育ち方に
向き合うならば、医師だけじゃなく、こころのプロも、栄養のプロも、
リハビリのプロも必要。だから、私たちは、いろんな専門家がチームになって、
ひとりの子どもを支える、めずらしいクリニックになっています。

・・・ちょっと長くなってすみません。
でもいまの子どもたちを取りまく状況を考えると、時間がかかってでも、
より正確な情報を、より誠実な態度で、より安心できる関係性で、
伝えていかなきゃ、と強く感じています。
まずは、私たち自身の声(あのね)を語ってみました。

さあこんどは、私たちに声を聞かせてください。
ゆっくりでも、上手じゃなくても、だいじょうぶ。
話せないならば、泣いてくれても、怒ってくれても、だいじょうぶ。
しゃべりすぎても、だまっていても、だいじょうぶ。
子どもたちの声(あのね)を、聞かせてください。感じさせてください。

からだとこころの
「あのね」
に耳をすませる。

あのねコドモくりにっく

あのねの診療モットー① 
多職種連携とたくさんの選択肢

あのねコドモくりにっくは子どもの専門家集団です。

医師、看護師、助産師、保健師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理士、保育士、幼稚園教諭、医療社会福祉士、音楽療法士、管理栄養士、児童支援員、相談支援専門員、特別支援学校教諭、運転士など17 職種 70 名以上の専門家が在籍しています。
私たちは「さまざまな分野の専門家が互いに協力し合う」多職種連携を大切にしています。
多職種のスタッフが連携することによって、お子さまやご家族さまに、薬や注射といった一般的なクリニックの医療だけでなく、お子さまの生活のすべてにたくさんの選択肢を提供させていただくことができるのです。

クリニックは目的別に3つのフロアからなり、3つの診察室のほか、個別相談室11部屋、運動療法室2部屋、集団療法室、計測室、健診専用室、看護相談室、安静室、処置室、感染予防室など設備も充実しています。

子育てのご不安やご心配に対して、多職種がかかわる私たちのクリニックにしかできない多くの側面や視点からサポートをさせていただきます。

あのねの診療モットー② 
経過観察はしません

クリニックを受診したとき、健診を受けたとき、医師や看護師から
「もうすこし様子を見ましょう」と言われたことはありませんか。
私たちは、診療やサポートの際に「様子を見ましょう」「経過観察しましょう」
という言葉は使わないように心がけています。
「こんなときはどうすればいいですか?」
「こういうことが困っています。」
「うちの子、これがまだできません。」
子育て中の保護者様からよく聞かれることばです。
そんなとき私たちは、それぞれの困りごとに対する専門家が、
具体的でわかりやすいアドバイスをすることで、
ご家族がおうちでも安心して育児に向き合えるようサポートすることを心がけています。

あのねの診療モットー③ 
おせっかいな診療をします

私たちスタッフは全員、子どもたちが大好きで小児科クリニックで働くことを選びました。
子どもたちがつらい時は家族のように寄り添い、
子どもたちが成長したときは保護者様と一緒に喜び、
子どもたちの「できた!」「やったー!」をいちいち応援したいと思っています。

私たちは過保護でおせっかいな診療を心がけています。

かかりつけクリニックとしてお子様の成長に私たちも一緒に関わらせていただけると嬉しいです。

あのねの診療モットー④ 
根拠に基づいた診療をこころがけます

SNSなど様々な情報があふれる中での子育ては便利な反面、根拠に乏しいものや、かえって子どもの本来の成長発達を妨げるものまで潜んでいることがあります。

私たちスタッフは各分野の学会や研修会に積極的に参加し研修を重ね、日々学び続けています。
法人グループ内(みくりキッズくりにっく・コドモノいっぽクリニック・やおやコドモくりにっく・まんまる・七つの海・KNOT)のカンファレンスも定期的におこない、互いに情報の共有につとめています。

最新の知見と信頼ある情報を常にアップデートし、根拠に基づいた質の高い診療をグループ全体でおこなっています。

これからの時代は医療のDX化も必要です。
ネット予約、電子カルテ、WEB問診など患者様の大切な診療情報を適切に管理し、診療サービスの向上を図ります。


施設コンセプト

あのねコドモくりにっくは一般社団法人みくりエイティブがデザインを担当しました。

子どもたちの「あのね」に向き合うクリニック

環状八号線沿いの南向きの大きな窓からは陽がたくさん差し込みます。
その光は天気や時間によって変化します。
子どもたちが伝えたい想い「あのね」も刻々と変化します。
たのしかったこと、うれしかったこと、こわかったこと、寂しい気持ちに不安な気持ち・・
子どもたちの日々変化する「あのね」を色とりどりに表現しました。

みくりキッズくりにっく、コドモノいっぽクリニック、やおやコドモくりにっく、そしてあのねコドモくりにっく4つのクリニックに共通するデザインがトイレの【3つの蛇口】と受付下の【ネズミの穴】です。
世の中がとても便利になり、手をかざすだけで適温の水で手を洗うことができる水洗が増えました。
ちょっとした日常動作の中の子どもたちの手先の細かな動きを大切にしたいと考え、トイレの水洗を大人用とこども用に分け、こども用水洗には3つの種類の違う蛇口をつけました。
押したり、ひねったり、どうやったら水が出るのか・・見たこともない蛇口への挑戦です!

【3つの蛇口】

ねずみの穴?なかには何かがいるのかな?
ドキドキしながら、勇気をだして手をそーっといれてみる・・
そんな子どもたちのちょっとした「はじめてチャレンジ体験」を見守りながらあとおしできるといいな。の想いをこめて不思議な穴を作りました。

【ネズミの穴】

© あのねコドモくっりにっく