イルカ介在療法
イルカ介在療法
1970年代にアメリカで始められた動物介在療法 (Animal Assisted Therapy) の一つであり、人とイルカと自然の海の相互作用を、療育・心身機能の改善・QOLの向上などを目的に利用するものです。
動物介在療法(Animal Assisted Thrapy)は疾病の治療・療法に対して動物が介在するもので、医療の専門家が医学的根拠に基づき評価をしたうえで、治療(療法)上の目標(ゴール)を設定し、その結果が適切にフィードバックされることが大切です。
動物とひとが単に触れ合う活動で治療(療法)としての位置づけがないものは動物介在活動(Animal Assisted Activity)として区別されます。
私たちは2018年から発達障害やダウン症、神経疾患をもつお子さんとご家族と一緒に沖縄県の本部町のイルカ施設でイルカ介在療法を毎年おこなっています。
イルカはco-therapist(協働治療者)として子どもたちにとって、認知行動療法のごほうび的役割、サイン言語を用いたコミュニケーションモデル的役割、家族療法としての非日常体験の提供など様々な役割を果たしてくれます。
当院の医師・看護師・ハビリテーションスタッフたちと共に過ごす3泊4日のイルカ介在療法は参加した子どもたちやご家族にとってかけがえのない経験となり、多くのポジティブな効果を出しています。
参加ご希望の方へ
参加ご希望の方は、クリニックのスタッフにお問い合わせください。
ハビリテーション外来
言語聴覚療法(ST)
お子さんのことばの発達、発音、吃音(どもり)や食事で気になる点について、ご相談ください。専門的な立場から発達支援プログラムを提供し、アドバイス・サポートいたします。